経験の豊富な方へ

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ある程度の臨床経験年数が経過すると、ベースとなる保険治療に対する手技は見に付いていると思います。平均すると丸4年くらいでしょうか?更に歯科医としての、向上を目指すとなると、歯周外科や矯正治療、インプラントや金属床、ロングスパンブリッジを含めた、フルマウスの症例などの経験を重ねることが必要です。そして、その経験値が先生の自信に変わります。また、いかなる患者様も治療終了後、長期にわたり良好な経過を維持するための、定期管理に対するプレゼン能力も養わなければいけません。
このような経験値を高めるには当院は最適でしょう。具体的にご説明いたします。


歯周外科

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たいてい歯周病でお困りの患者様は50代~70代の方々です。当院ではこの年代の患者様が多数来院されています。もちろんすべての患者様が歯周外科を必要とするわけではありませんが歯周病を学ぶには常に歯周病の患者様に接するしか方法はありません。抜歯か保存か?もし保存なら外科か非外科か?とても悩むところです。何故なら重要な判断を下すには明確な根拠が必要ですから。もし歯周外科が必要であるならばその術式は?全層弁か部分層弁か?臨床家としての知識・判断能力・手技能力を常に磨き続けるしかありません。(ちなみにわたしは根尖側移動術を選択することが多いです。)

フルマウスの症例(歯周補綴)

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当然上記のような歯周外科を行うと、歯周補綴が必要となってきます。これは私のコンセプトですが、歯周病は炎症のコントロールと力のコントロール この2つが確立されて、はじめて予知性の高い予後となると考えています。当然歯周外科を行った後では歯牙の歯冠長はかなり長くなるので、フルマウスでの連結冠の支台形成はとても難しくなります。

  • 平行性をとるにはどうしたら良いか?
  • 便宜抜髄は必要?それとも生活歯のままで形成するのか?
  • 支台歯の軸はどの歯牙にとるのか?
  • アンダーカットをつくらないコツは?
  • 噛合高径はどこに設定するのか?
  • 噛合様式はどうする?

……列挙したらキリがありません。かなり多くのポイントがあります。向上心の高いあなた、ぜひ様々なことを吸収し自信の経験値を高めて下さい。

インプラント

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前述の通り、当院は50才代~70才代の患者様が圧倒的に多いためインプラントの症例数も豊富といえるでしょう。当然ですが、この年代の患者様が一番欠損も多く補綴が必要とされます。そして健康意識も高い年代であるためインプラントを希望される方はやはりこの年代が多くなります。

当院は必ず患者様にはCT撮影を義務付けています。骨のボリュームが充分なケースは私が執刀しますが、上顎洞が近かったり、顎堤が狭かったり、リスキーなケースは口腔外科医とチームを組み執刀いたします。そのための事前ミーティングは入念に行います。インプラントの予後を左右するポイントは咬合です。もちろん埋入手技は重要です。ヒートショックを起こすと早期の脱落の原因となってしまいます。やはりこの辺の部分は、経験が物を言うのです。インプラントも含めた、外科領域の実力は「常に冷静な対応をとれるかどうか」です。

金属床やその他の自費治療

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インプラントを希望しない方や、もともと義歯を好む方はやはり金属床が良いでしょう。特にパーシャルデンチャーや上顎のフルデンチャーは患者様に喜ばれます。当院ではチタン床がメインで、コバルト床もお作りします。その他Cr、Br修復系の自費も含め私個人では自費率35%前後を推移しています。(45%を目標としています)
やはり金属床は勉強になります。適合状態や、咬み心地はもちろんですが、残存歯が脱落した場合に備えた設計をしなければなりません。この辺は優秀な技工師と仕事ができるかどうかも重要なポイントです。とにかく設計にこだわりたいところですね。

矯正治療

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最近特に歯列不正のお子さんが多いように思えます。私の娘も矯正中ですが、全体的に小顔の方が多いように思います。
当院では矯正治療は専門医にサポートしていただいているのですが、私がよく患者様にお話することは1点のみ。「なぜ矯正が必要か、それは審美面はもちろんですが、歯列不正は歯の寿命が圧倒的に短いから」とお伝えしています。口頭だけでは伝わらないことも多いので、当院オリジナル小冊子もお作りし、患者様に読んでいただいています。当院近くに保育園や小・中学校があるため、矯正の症例数も豊富でしょう。やはり矯正も、歯周病と同様コンセプトは、炎症のコントロールと力のコントロールです。歯列不正のある高年齢の患者様を拝見させていただくとつくづく実感させられますね。矯正治療も積極的に学んで下さい。

定期健診(予防)とホワイトニングについて

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保険診療や自費診療にかかわらず、長期的に良好な予後を維持するには定期的なメンテナンスは欠かせません。しかし予防の概念を患者様に理解していただくには、とても大変に思えます。
しかし実際は案外、ポイントさえ押さえれば簡単に患者様に予防で受診していただけるようになるのです。これにはコツがあります。あるものを併用しプレゼンすることにより劇的に検診に応じる比率は上昇します。プレゼン能力を磨いて下さい。患者様に予防が定着すれば、患者様も長期的に健康に過ごせます。クリニックの経営も安定します。そして何より日本の高騰している医療費の抑制にもなります。みんなが笑顔ですごせます。
また、健康が維持されると、人間の次の欲求は審美へと移行します。私はホワイトニングが好きで、半分趣味的に行っているのですが、当院ではオリジナルレシピで患者様に提供しています。そのためかなり低額な料金に設定することに成功いたしました。とても楽しいのでホワイトニングも学んでいただけたらと思います。